冬タイヤ使用管理ガイド

Chapter3.「冬道の安全」

氷雪路の安全走行7つのポイント

発進時

駆動時とアクセルの踏み込みのグラフ

エンジン回転数は一気に上げず(約800回転)、駆動時のピークの直前(グラフ参照)を利用しましょう。

停止時

ブレーキングは早めに、しかもソフトに。タイヤをロックさせないようにしましょう。

下り坂

路面状況に合わせ、エンジンブレーキと排気ブレーキなどもうまく使用しましょう。
タイヤがロックしたら、ブレーキをゆるめて再度ソフトブレーキを。

登り坂

同じ回転数を維持し、止まらずに登りましょう。
やむをえず止まる場合は、勾配のゆるやかな場所や駆動輪タイヤが雪を咬める場所で。
タイヤを空転させてしまったら、いったんバック、雪をよく咬む場所から再発進しましょう。

コーナーリング

  • コーナー手前で充分に減速しましょう。
  • 急ブレーキ、急加速、急ハンドルは禁物。
    一定の速度でまわるようにしましょう。
  • 下りコーナーはエンジンブレーキを適切に使用しましょう。

場所・時間による路面変化に注意

  • 日没後は、路面が急に凍結しやすい。
  • 凍結路に日が当たると、氷の表面に水膜ができ滑りやすい。
  • 橋の上は道路の下からも冷やされ、早く凍結しやすい。
  • 信号・踏切の手前は発進や停止が多く、つるつる凍結路面になりやすい。
  • 降雪の多かった後は、路面が凍結と新雪の二重構造になりやすい。

その他

積み荷は、駆動軸にバランスよく荷重がかかるよう積載しましょう。

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バン・小型トラック/バス用タイヤ

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