Chapter2.「冬タイヤ走行上の注意点」
日本の氷雪路の特徴
雪質には地域差がある
北海道
気温の低い北海道の雪は、通常は軽く風に飛ばされやすく、また道路に積もっても固まりにくいのが特徴です。道路の状態は、風が強いと、すぐ吹雪となり視界が悪化。峠などでは乗用車の場合には、自車のボンネット部分さえ見えなくなることもあります。市街地交差点付近には超平滑路面が見られ、大変滑りやすい。
本州
本州では、北海道に比べ、雪が重く固まって圧雪路になる傾向があります。新潟・秋田・山形にかけての特に海岸地域では、吹雪と凍結が多くなってきます。