Chapter1.「冬タイヤ管理上の注意点」
冬タイヤ装着時
スタッドレスタイヤは必ず全輪に装着
全輪とも同じ種類・構造のタイヤを使用してください。
新品装着の場合の2つの注意ポイント
【POINT1】本格的な冬の前に、慣らし運転を
新品タイヤ慣し走行のメリット
- 1マルチセルコンパウンド(当社独自開発の発泡ゴム)を採用したブリヂストンのスタッドレスタイヤは、慣らし運転によって、氷雪上でグリップ性能を発揮する気泡が表面に現れ、本格的な降雪時期を迎えた時に最大限にその性能を発揮。
- 2タイヤの緩やかな寸度成長でリムとなじみ、フィット性を確保。
- 3交換前のタイヤと、交換後のタイヤの性能差に慣れることで、安全走行が確保できる。
【Point2】初期ローテーションは早めに
夏タイヤから履き替えたばかりの冬タイヤは、装着直後で溝が深い、非雪路走行が多いので偏摩耗が発生しやすい。
当社室内ドラム試験機による計測(タイヤに一定の荷重を負荷し、一定速度のもとに回転する際、接地面に発生する進行方向の抵抗値を測定)
2〜3冬目のタイヤ装着
4つのチェックポイント
- 1残り溝をチェック
- プラットホームが出てしまっていないか
- 今シーズン乗り切れるだけ残っているか
- 極端に偏摩耗していないか
- 2キズ、内部の異物、タイヤ内に水がないか
- 3リム組の際に、リムの割れ、さび、ボルト穴の異常等
- 4ホイールをセットしたまま保管してあったタイヤの空気圧
スペアタイヤについても1.〜4.の項目を忘れずにチェックしておいてください。
タイヤ以外の注意ポイント
チェーンが装着できるかどうかも、事前に確認しておきましょう。