【自動車メディアレポート】ブリヂストンの最新乗用車用スタッドレスタイヤBLIZZAK VRX3

CARVIEWによる「ブリザック VRX3」のレポートをご紹介します

気温が下がってきたらタイヤの替え時!
進化したスタッドレスを履いて、自分史上最高の冬ドライブを

文:まるも亜希子/写真:篠原晃一

ブリヂストンの最新乗用車用スタッドレスタイヤBLIZZAK VRX3

■左:ブリザックVRX3 右:初代ブリザックPM-20

信頼と実績のブリザックから最新「VRX3」が登場!

職業柄、積雪地域に行くとどうしても、街中を走るクルマの足もとが気になって見てしまう。とくにお客さんの命を預かるタクシーなど、プロの選択には興味津々。そこで目にすることが多いブランドが、ブリザックだ。

それはデータでもしっかりと証明されていて、北海道・東北主要5都市での装着率は20年連続でNo.1。北海道札幌市のタクシー装着率は、69.5%と7割近くにのぼる(※)。これはブリザックが、毎日のように雪道を走るドライバーから、とてつもない信頼を獲得していることの証だ。

なぜここまでの信頼と実績を勝ち取ることができたのか。それは、ブリヂストンが冬タイヤに懸けてきた想いからも感じることができる。70年代にスパイクタイヤによる騒音や粉塵による大気汚染などが社会問題となり、いち早くその問題を解決するべく、スタッドレスタイヤを発売したのがブリヂストンだった。1990年にスパイクタイヤが販売中止となる10年近く前のことで、さらに開発を進めて1988年には初代ブリザックが誕生している。

生命を乗せて走るタイヤが、冬道において果たす責任は大きいと痛感しているからこそ、開発の手を止めなかった33年の月日。ブリザックの歴史は、ブリヂストンが冬の安心・安全に想いを注いだ歴史と重なっている。

そんなブリザックに今年、さらなる進化を遂げた新モデル「VRX3」が誕生した。厳しい冬道を知るドライバーからの絶大な信頼を獲得し、冬専用タイヤの代名詞ともなっているブリザック。その最新モデルは、いったいどんな進化を果たしたのだろうか。


ブリヂストンの最新乗用車用スタッドレスタイヤBLIZZAK VRX3

他の性能を維持したまま“アイス・ライフ・効き持ち”を向上

最新ブリザック「VRX3」を知るためにやってきたのは、スケートリンク「アイスパーク船橋」。というのもこのVRX3、高い総合性能をキープしたまま、冬道で誰もが恐れるツルツルのアイスバーン&ミラーバーンといった“アイス”をはじめ、耐摩耗性となる“ライフ”、新品時の“効きが長持ち”するという安心&安全性能が驚くほどに進化しているという。さっそく、パイロンが置かれたスケートリンク上のプリウスでVRX3を走らせた。

進化がよりわかりやすいよう、最初に比較対象として乗ったのは匠が手彫りで再現したという、初代ブリザック。発進直後にやや滑る感覚があり、旋回する際にも接地感が薄い印象はあるものの、低速なのでとくに問題なく走ってくれる。そしていよいよ最新のVRX3で走り出す。

まず感じるのは、発進直後の蹴り出しの良さ。そこからすでに、路面に食いついているようなシッカリとした接地感が続き、カーブでもハンドルを切ると思い通りの方向にすぐに向きを変えることができる。

そして一時停止からフル加速し、停止線でのブレーキング。ここではVRX3のグリップが高まっていることで、先ほどより車速が伸びたにもかかわらず、かなり手前で停止することができた。

操作にはずっと、路面の状況が手のひらで感じ取れる安心感があり、頭で思い描いた通りに操れる自然なフィーリングがあることにも感心。まったくヒヤリとする瞬間がないのは、これまでの性能をひとつも落とすことなく、新技術がプラスされているからだという。


ブリヂストンの最新乗用車用スタッドレスタイヤBLIZZAK VRX3

先代VRX2から氷上ブレーキ20%↑ 耐摩耗性17%↑

ブリザックVRX3の新技術は、世界のどの冬道でも例を見ない、日本特有の凍結路を徹底的に調査し、滑る原因の除去とより確実なグリップ発揮を可能とするための地道な努力の結晶だ。初代ブリザック開発時、悩んだ開発者がインスピレーションを得たのが、ツルツルの窓ガラスから落ちないヤモリや、氷の上でも自在に動く北極グマの手足だというエピソードも面白い。

そこから生まれた独自の技術は、氷路面に接地した際の水膜を発泡ゴムのミクロ除水機能で除去し、毛細血管のように微細に入れたサイプが水を切り、またゴム自体が柔らかさを持続することで氷上グリップをしっかり確保するというもの。

そしてVRX3では、発泡ゴムの断面形状を先代VRX2の球状から楕円形に変更することで、より効果的かつ効率的な除水を実現。さらに、ブロック周りへの水の流れ込みを抑えこむL字ブロックをパタンに採用する工夫も加えて、アイス性能を大幅に向上させている。

また、性能発揮のベースとなるゴムの柔らかさをより長く持続するべく、分子量の多いロングステイブルポリマーを新配合している点も見逃せない。結果、4年経過後に期待できる性能は、先代VRX2の新品時をも上回るという。

先代VRX2と比較すると、なんと氷上でのブレーキ性能は20%向上、耐摩耗性は17%向上(※)。試乗で感じた安心感や操作感の良さには、こうした秘密があったのだった。

また、このフレキシブル発泡ゴムの実力を“身をもって”体感する機会もあった。夏タイヤのゴムと、VRX3のゴムのスリックタイヤを履かせた三輪車だ。スケートリンクのオーバルコースを走ると、夏タイヤのゴムではどんどん外側に膨らんでしまい、円を描くことすら難しい。それがVRX3のフレキシブル発泡ゴムに乗り換えると、グイグイと路面を捉えてハンドルの操作もよく効き、ほぼパイロンに沿って円を描くことができた。パタンがなくてもこれほどの差がつくのはビックリだ。

さらにちょっとしたお遊び企画として、非発泡ゴム(ブリヂストン材質品)とVRX3の発泡ゴムを履かせた四駆のラジコンも操ったが、こちらはもう非発泡ゴム(同上)のラジコンは制御不能。でもVRX3のラジコンはやっぱりシッカリと走ってくれるのだった。

装着率No.1(※)という高評価にも満足せず、進化を止めないブリザック。この冬は、去年より確実に安心感をもって走れる冬になると実感した。


ブリヂストンの最新乗用車用スタッドレスタイヤBLIZZAK VRX3

予測不能な冬には“ブリザック史上最強のVRX3”が頼もしい

北の方から初雪の便りが届き、東京でも朝晩は10℃を下回る日が出てきた。冬本番はこれからだが、ドライバーにとっては走り慣れたいつもの道でも注意が必要な季節となった。雪が降らなくても朝晩の路面は凍結したり、滑りやすい場面も出てくるからだ。

またこの冬は、日本海側の降雪量が平年より多くなるという予報もあるが、ここのところ気象状況は異例づくめで、太平洋側や内陸も油断ならない。これまで降雪が少なかった地域でも、いつ突発的な寒波が来るかわからないと言われている。そういう急な降雪などがあると、タイヤショップはどこも混雑し、冬タイヤは欠品になり、すぐに欲しいのに手に入らなかったり、交換作業で何時間も待たされたり、ということにもなりかねない。

だからこそ、やっぱり大事なのは早めの備え。北海道や東北など豪雪地域、中部や北陸といった積雪が多い地域のドライバーなら、この冬もブリザックを履かせておけば間違いない。これまでよりさらに安心・安全が感じられる、ブリザック史上最強のVRX3が冬ドライブの頼もしい味方となる。

そして都心部に住んでいても、昨今はアウトドアブームでキャンプやウインタースポーツを楽しむ人も多い。往路はドライ路面でも、帰る頃には天候が変わって大雪になる可能性もあるから、やっぱり冬専用タイヤを選んでおくのが正解。我が家も昨シーズン、愛車にブリザックを履かせて突然の降雪や雪道ドライブに備えていた。残念ながら雪道を走る機会はなかったが、その代わりに普段のドライ路面やウェット路面におけるブリザックの自然なフィーリングや総合性能の高さを存分に確かめることができた。

装着率No.1(※)、冬タイヤの王者であるブリザックの強さは、ブリヂストンが私たちの生命を守るために懸ける想いの強さでもある。ブリザック史上最強のVRX3を選べば、その想いとともに自分史上最高の冬ドライブを堪能することができるはずだ。

※ブリヂストン調べ

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