タイヤの位置交換(ローテーション)とアライメント
ローテーションの考え方やポイントなどをご紹介します

タイヤは同じ位置に固定して長く装着していると、走り方などの影響により一部分だけが摩耗してしまうことがあります。タイヤの寿命を延ばすためにも、5000km走行で1回を目安に、定期的なタイヤの位置交換をお奨めします。

位置交換の考え方

タイヤの偏摩耗は振動や騒音の原因となります。
タイヤの摩耗は装着位置により異なり、摩耗のくせを均一化するため位置交換が不可欠です。

装着位置により摩耗が異なる→位置ごとの摩耗のくせを均一化する 装着位置により摩耗が異なる→位置ごとの摩耗のくせを均一化する

位置交換のポイント

  • 回転方向を逆にする(回転方向の指定のないタイヤ)
  • 遊輪と駆動輪間の交換を実施する
  • 新品タイヤの装着時は早めに位置交換を実施

具体的な位置交換方法例 <参考>

位置交換の時期は、車種やタイヤの種類で異なります。
タイヤの摩耗状態を点検し、偏摩耗の兆候があれば位置交換を実施して下さい。
位置交換の方法については、当該車両の取扱い説明書等に従って下さい。

乗用車用タイヤの位置交換例

回転方向の指定のないタイヤ 回転方向が指定されているタイヤ
FR車及び4WD車 FF車 駆動方式を問わず
スクロール

※前後で異なるサイズ表示(含むロードインデックス)のタイヤが装着されている場合、上記例は使えません。

アライメントと偏摩耗の関係

車両の足まわりはタイヤ・ホイールとサスペンションで構成されています。
特に前輪には、車の操縦安定性を維持するため、トー、キャンバーなどホイールアライメントが設定されています。

足回りの変更

タイヤの扁平化 インチアップ 足まわりの変更 ローダウンなど → アライメント変化 特にトーとキャンバーの影響が大き → 偏摩耗発生 タイヤの扁平化 インチアップ 足まわりの変更 ローダウンなど → アライメント変化 特にトーとキャンバーの影響が大きい → 偏摩耗発生

こちらの情報は2022年1月現在のものです

タイヤに関するお問い合わせ

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