タイヤの指定空気圧を確認すると「kPa(kg/cm2)」と書いてあり、どちらの単位を見るべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。また空気圧を測るゲージや空気入れには「PSl」や「bar」といった単位が使われることもあります。
本記事では、タイヤの空気圧に関する4つの単位「kPa」「kg/cm²」「PSl」「bar」についてそれぞれの読み方や意味、換算方法を詳しく解説します。
空気圧の単位の違い
タイヤの空気圧に関する単位には以下の4つがあります。
- kPa(キロパスカル)
- kgf/cm²(キログラムフォース・パー・スクエアセンチメートル)
- PSi(ポンド・スクエア・インチ)
- bar(バール)
それぞれの読み方と意味を解説します。
空気圧の単位(kPa・kg/cm2・PSi)の読み方・意味
空気圧の単位の読み方と意味は以下のとおりです。
単位(読み方) | 意味 |
---|---|
kPa(キロパスカル) | 1平方メートルにかかる圧力 |
kgf/cm2(キログラムフォース・パー・スクエアセンチメートル) | 1平方センチメートルにかかる圧力 |
PSl(ポンド・スクエア・インチ) | 1平方インチにかかる圧力 |
bar(バール) | 1bar=100kPa |
タイヤの指定空気圧は「kPa(kg/cm2)」で表示されています。
以前は「kg/cm2」が使用されていましたが、1999年の計量法の改正により、国際単位の「kPa」に変更されました。
「PSi」や「bar」も以前は使われていた単位です。そのためタイヤの空気圧を測るゲージや空気入れでは、PSiやbarを基準とするものもあります。
換算表
タイヤの空気圧は一般的に「kPa」で表示されますが、以下の計算式により、ほかの単位に換算することが可能です。
1kPa=0.01kgf/㎠≒0.145PSi≒0.01bar
下表は、タイヤ空気圧表示例とおおよその換算値をまとめたものです。
kPa | kgf/c㎡ | PSl | bar |
---|---|---|---|
180 | 1.8 | 26 | 1.8 |
190 | 1.9 | 27 | 1.9 |
200 | 2.0 | 29 | 2.0 |
210 | 2.1 | 30 | 2.1 |
220 | 2.2 | 31 | 2.2 |
230 | 2.3 | 33 | 2.3 |
240 | 2.4 | 34 | 2.4 |
250 | 2.5 | 36 | 2.5 |
260 | 2.6 | 37 | 2.6 |
270 | 2.7 | 39 | 2.7 |
280 | 2.8 | 40 | 2.8 |
290 | 2.9 | 42 | 2.9 |
車の空気圧の単位はどこに書いてある?
車の指定空気圧は、運転席側のドア付近、あるいは給油口等に貼付された空気圧表示シールに記載があります。

空気圧の不足は、偏摩耗の発生や操縦安定性の低下などの原因になります。走行していなくても空気は自然に抜けてしまうので、定期的に確認・充填して適正な空気圧を保ちましょう。

タイヤの空気圧について
適正空気圧管理のポイントなど、タイヤの空気圧についてご紹介します。
まとめ
タイヤの指定空気圧の単位は「kPa(kg/cm2)」で示されます。ただし空気入れやゲージでは「PSi」や「bar」も用いられるものがあるので覚えておくと安心です。kPaを換算すると、1kPa=0.01kgf/㎠≒0.145PSi≒0.01barとなります。
また、安全な走行のために、空気圧は定期的にチェックしてください。
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