タイヤのロードインデックスとは?高い・低い場合の影響と選び方
ロードインデックスとは、1本のタイヤが支えられる最大の重さを表す指数です。この記事では、ロードインデックスの概要や選び方、ロードインデックスが低い・高い場合にどのような影響が出るのかを解説します。

タイヤ選びでは、サイズや種類、性能などさまざまな要素を考慮する必要があります。

なかでも「ロードインデックス」は、安全性や車検の合否に関わる重要な項目です。不適切なロードインデックスのタイヤを装着すると、タイヤの損傷や事故のリスクが高まります。

この記事では、ロードインデックスの概要や選び方、ロードインデックスが低い・高い場合にどのような影響が出るのかを解説します。タイヤ交換を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ロードインデックス(LI)とは

ロードインデックスとは、規定の条件下でタイヤ1本あたりが耐えられる最大の重さを示す指数です。「LI(Load Index)」とも呼ばれます。

基本的にタイヤ側面に刻印されており、例えば「215/45R18 93W」と表記されている場合は、「93」がロードインデックスを示します。

ロードインデックス

ただし、この「93」はあくまでも指数であり、最大の耐荷重を示すものではありません。指数ごとに最大の耐荷重として「負荷能力(kg)」が決められています。

ロードインデックス―負荷能力対応表
LI 負荷能力(kg)
62265
63272
64280
65290
66300
67307
68315
69325
70335
71345
72355
73365
74375
75387
76400
LI 負荷能力(kg)
77412
78425
79437
80450
81462
82475
83487
84500
85515
86530
87545
88560
89580
90600
91615
LI 負荷能力(kg)
92630
93650
94670
95690
96710
97730
98750
99775
100800
101825
102850
103875
104900
105925
106950
LI 負荷能力(kg)
107975
1081000
1091030
1101060
1111090
1121120
1131150
1141180
1151215
1161250
1171285
1181320
1191360
1201400
1211450
スクロール

ロードインデックスの指数が93であれば負荷能力は650kgであり、タイヤ1本で650kgを支える能力があることを意味します。このロードインデックスは、タイヤ選びにおける重要な基準の一つです。

ロードインデックスが低い・高いとどうなるのか

ロードインデックスが低すぎたり高すぎたりすると、どのような影響を及ぼすのでしょうか。

ここでは、それぞれのケースについて詳しく解説します。

低い場合

車両に対してロードインデックスが低いタイヤを使用すると、タイヤは車両の重量や乗員、積載物の重さを十分に支えられず、タイヤの損傷や事故につながる可能性があります。

また、車検ではタイヤにかかる荷重に関する基準が設けられており、ロードインデックスが不足していると車検に通りません。具体的には、車種ごとに定められた乗車定員が乗った状態または積車状態での総重量を、その車両のタイヤ本数で割った値が、タイヤの負荷能力以内である必要があります。

例えば、乗用車に装着されたタイヤのロードインデックスが93(負荷能力650kg)であれば、規定の条件下での総重量を4本で割った値が650kgを超えると、そのタイヤ1本が支えられる重量を超えてしまうため、車検には通らなくなるのです。

※積車状態とは、空車状態の車両に乗車定員(各55kg)の人員が乗車し、最大積載量の物品が積載された状態のことです。

高い場合

ロードインデックスの高いタイヤを装着すること自体に安全上の問題はありません。しかし、ロードインデックスが高くても、車両自体の最大積載量の基準はそのままです。多くの荷物を積めるようになるわけではないので注意しましょう。

ロードインデックスをふまえたタイヤの選び方

ここでは、ロードインデックスを踏まえたタイヤ選びのポイントを2点紹介します。

  • 純正タイヤのロードインデックスを基準にする
  • 全車輪でロードインデックスを揃える

それぞれ見ていきましょう。

純正タイヤのロードインデックスを基準にする

純正タイヤは、車両の重量や乗員、荷物などの負荷を考慮したうえで、最適なロードインデックスが設定されています。そのため、交換の際も純正と同等以上のロードインデックスを持つタイヤを選ぶと、安全性と法令順守の両面で安心です。

全車輪でロードインデックスを揃える

タイヤのロードインデックスは、全車輪で揃えることが基本です。1つの車両に性能の異なるタイヤを同時に装着すると、車両の操縦性や安定性に悪影響を及ぼす恐れがあります。

そのため、カーメーカーなどによる指定がない限り、異なるロードインデックスのタイヤを組み合わせるのは避けましょう。

ロードインデックスの性能を引き出すには空気圧が重要

タイヤは、適正空気圧(自動車メーカーが指定する空気圧)が充填されてはじめて、その性能を十分に発揮します。車両に適した負荷能力を持つタイヤを装着していても、空気圧が不足している状態では本来の性能を発揮できず、タイヤの損傷等を起こしやすくなります。

空気圧は走行していなくても自然に抜けていくため、最低でも1ヶ月に1度は点検・調整を行い、適正空気圧を保つようにしましょう。

なお、インチアップする際や、より高い負荷能力を発揮するエクストラロード(XL)規格のタイヤを装着する場合には、純正タイヤ装着時とは異なる空気圧に調整が必要です。

例えば、以下の図のケースで純正タイヤの指定空気圧が230kPaだとすると、その空気圧に対する負荷能力は600kgになります。上述のとおり、純正タイヤよりも負荷能力が下回るとタイヤの損傷などの恐れがあるので、インチアップ後も600kgと同等の負荷能力を維持するには、280kPaの空気圧を充填しなければなりません。

空気圧別の不可能力

タイヤの適正空気圧の見方や、エクストラロード規格のタイヤにおける空気圧管理については、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

ロードインデックス(LI)とは、規定の条件下でタイヤ1本あたりが耐えられる最大の重さを示す指数です。ロードインデックスの不足はクルマの安全性能や車検の合否に影響を及ぼします。そのため、タイヤ交換時には、純正タイヤのロードインデックスを基準に、同等以上のものを選びましょう。

また、ロードインデックスの性能を引き出すには空気圧の管理も欠かせません。特に、エクストラロード規格のタイヤを装着する際には適正空気圧が変わるので、注意が必要です。

タイヤ選びに不安がある方は、ブリヂストンのオンラインまたは店舗相談をご活用ください。オンラインストアからも、愛車に適したタイヤの検索・購入・取付予約が簡単に行えます。

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