雨の日の運転は路面が滑りやすくなっているため、スピードは控えめに、車間距離を十分にとって、急ハンドル・急ブレーキを避けて運転することが重要です。
ハイドロプレーニング現象
ハイドロプレーニング現象とは、タイヤが水膜によって浮いてしまう現象のことで、滑りの原因となります。
新品タイヤでも速度をあげていくと発生し、溝が浅くなるとより低い速度からその現象が発生することが試験によって確認できています。
特に雨の日の高速道路等では、タイヤと路面の間の水をかき出す力(排水性能)が低くなり、タイヤが浮く状態になることで、ハンドルやブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。走行前にタイヤの残り溝をチェックしましょう。
雨天時の安全運転4つのポイント
1.タイヤの溝深さに注意
- すり減ったタイヤは使用禁止(溝深さの使用限度:1.6mm)
- 偏摩耗の激しいタイヤは使用禁止(溝の減り方が不均一なものは排水性能に影響)
2.スピードに注意
- 速度は控えめに
- 車間距離は十分に
3.路面状態に注意
- 雨の降り始めは滑り易い
- 特に白線・鉄板は滑りやすく注意
- また、水深の深いわだち路の走行に注意
4.急な運転操作を避ける
- 急ハンドル、急ブレーキは避け安全運転を
こちらの情報は2022年1月現在のものです