ランフラットの新次元

POTENZA S001
RFT Experience

当社はブリヂストンプルービンググラウンド( 栃木県那須塩原市) にてPOTENZA S001 RFT の試乗会を開催した。ご参加頂いた13 人の自動車ジャーナリストから、性能の進化やランフラットタイヤの可能性などについて、さまざまな感想や意見を伺った。いずれもその進化ぶりを高く評価、今後の発展に期待を寄せていた。

試乗車:BMW5
  • 岡本幸一郎氏

    岡本幸一郎氏:

    ランフラットタイヤは今後、世界標準になっていくだろう。
    ノーマルタイヤとの違いは、かなり注意深く乗らなければ、わからないぐらい良くなったと思う。硬さもあまり気にならないレベルになっている。ウェットグリップも充分に確保され、ステアリングを切り始めた時のフィーリングはとてもシャープでしたね。ランフラットタイヤは安全にも寄与するし、スペアタイヤを積まないことによって、クルマ設計の自由度も上がるし、良いことずくめだと思う。クルマにとって有益なタイヤだと思う。
  • 加藤順正氏

    加藤順正氏:

    「これは良くなった」と、実感できるだろう。
    かなりノーマルなタイヤに近いと思う。乗り心地だけでなくタイヤの硬さがサスペンションに及ぼす影響が違う。以前は硬すぎてサスペンションを無理に動かしているようで、サスに遅れてしまうような所があったが、今回のタイヤは自然にサスペンションと同調してクルマが動いてくれる印象だ。その辺がすごく進化した所だと思う。乗り心地も確かに良くなっている。
  • 宮島小次郎氏

    宮島小次郎氏:

    しっかり感があり、安定して走れた。
    だいぶ乗り心地が改善された。すごくしっかり感があり、直線でレーンチェンジをした時、その収まりが良くて安定して走れた。現在、標準装着されているPOTENZA RE050 RFTが硬いと思っている方が、このS001 RFTを選ぶと、実際のメリットは大きいと思う。ランフラットタイヤが普及することは、環境面やさまざまな計り知れない利点があるので、大変期待している。
  • 橋本洋平氏

    橋本洋平氏:

    ランフラットを装着していることが気にならない。
    自分のクルマでもランフラットタイヤを履いていたことがあるが、正直ちょっと乗り心地が「硬い」感じがあった。どう進化したか楽しみにして来たが、S001 RFTに乗るとあまりランフラットを装着していることが気にならなかった。注意深く乗り比べをすれば、微妙な違いはあるだろうが、タイヤも見ずにこうゆうクルマですといって渡されれば、そこまで気になるのかな?というレベルだと思う。
  • 生方聡氏

    生方聡氏:

    しなやかで自然なフィーリング。
    ウェット路で運転していると、POTENZA S001 RFTは非常にしなやかでマイルド。より自然に思えるフィーリングだった。安心感もあるし、厳密に乗り比べるとノーマルタイヤの方が軽いフィーリングはあるが、単独で乗っていたらほとんどわからないと思う。ランフラットタイヤは、パンクに対して安全性が高い優れたタイヤなので、今後普及することを願っている。
  • 石井昌道氏

    石井昌道氏:

    確実に進化が見て取れる。
    個人的にはRE050 RFTとBMW5シリーズのマッチングは悪くないと思う。S001 RFTを履くと、乗り心地がすごく良くなってきている。確実に進化しているなと感じた。意外とゴツンというような大入力、大きな段差乗り越えにもノーマルタイヤとの差はなかった。これで、いろいろなクルマとのマッチングの幅が広がったと思う。
  • 川島茂夫氏

    川島茂夫氏:

    タイヤとしての安心感・安定感が上がった。
    高速コーナーでの座りがいいというか、ラインもロールも落ち着いている。単純にパンクしても平気ですという安心感だけでなく、タイヤとしての安心感が上がった。すごく洗練されて、安定感と操縦感覚がでてきて、性能も含めて安心感が上がってきたという気がした。当りをソフトにするためにはどうするかという感覚部分も含め、チューニングを懲らしているのではないだろうか。
  • 菰田潔氏

    菰田潔氏:

    全体の乗り味が、走り始めた瞬間からまろやか。
    POTENZA RE050 RFTも乗り心地がちょっと硬めだけど、そんなに悪くはないなと思っていたが、S001 RFTはまろやかで路面のざらつき感をあまり伝えてこない。凹凸に対しても角が丸く、素直について来る。突き上げ感がなく、快適性が増した印象だ。グリップ性能もノーマルタイヤとほとんど同じだと思う。微操舵の応答性が素直で、ノーマルよりもいいなあと感じた場面もあった。
  • 大野之久氏

    大野之久氏:

    POTENZA RE050 RFTの硬さは、消えている。
    従来のランフラットタイヤと比べると、完全に乗り心地は良くなっている。衝撃の大きさも、当りのカドが取れてまろやかになっているため、いわゆる不快な硬さではなく確かな手応えという好意的な考え方で捉えられる乗り心地になっていると思う。しっとりした質感を伴った乗り味になっている。ランフラットタイヤは、高速を多用する人にはリスク回避からも能力の高いタイヤなので、ぜひおすすめしたい。
  • 竹岡圭氏

    竹岡圭氏:

    ランフラットって言われなければ、わからないかも。
    今までは硬いなという印象があったが、すごく滑らかに驚いた。軽くなった印象をうけた。特殊路面でも、お尻にガツンと来ることがない。やはり乗り心地の面で、すごく良くなったと思う。乗り心地が良くて、万が一の時にも安全な所まで走っていけるという、大きな安心もあるというのは、非常に良いと思う。特にタイヤ交換が苦手な女性にとって、ランフラットはとても助かるタイヤだと思う。
  • 竹下元太郎氏

    竹下元太郎氏:

    ランフラットの進化は、クルマの進化でもある。
    想像していたよりも当りが柔らかい、言われなければランフラットであることがわからないようなレベルまで来ていると感じた。従来の硬さから比べると驚く程良くなっている。同時に、ランフラットはスポーツタイヤと相性がいいなと思った。サイドウォールに剛性があるので、ステアリングのレスポンスにも影響するし、グッドマッチングなのではないだろうか。
  • 竹内龍男氏

    竹内龍男氏:

    ショック感のない、快適な乗り味。
    今回乗り比べたPOTENZA RE050 RFTも、結構それでもバランス良くまとまっている印象だった。しかし、S001 RFTは確かに軽い。バネ下が軽くショック感がやわらかな感じになっている。
  • 島下泰久氏

    島下泰久氏:

    ランフラットタイヤの中で、一段飛び抜けた進化。
    従来のランフラットタイヤに比べ、段差とかを乗り越える時のショックがまろやかになっている。入力のピークへの持っていき方と、ピークからの減衰の仕方みたいな部分が違うのだろう。ここに、確かな進化を感じる。硬さに関しては、いままでのランフラットを経験して、「ちょっとな」と思っている人もかなり納得できるのではないかと思う。

こちらの情報は2022年1月現在のものです

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