- Best Lap58.688!!
- STREET TUNE PCA GR86 TURBO
POTENZA CIRCUIT ATTACK!
REV SPEED TSUKUBA SUPER BATTLE 2025
躍動した4台のマシン
チームは目覚ましい結果を残し、
その先を見据えて飛躍を誓う
2025年12月18日、そうそうたるチューナーやパーツメーカーがノウハウを注ぎ込んだマシンが集うタイムアタックイベント、“REV SPEED 筑波スーパーバトル2025”が開催。タイヤの進化を見定めるひとつの指標として、各地のサーキットで確かな結果を残すべく挑み続ける「POTENZA CIRCUIT ATTACK!(PCA!)」は、GR86、GRヤリス、WRX S4、そしてZN6 86の4台を持ち込み、この大舞台に挑んだ。
Serious Time Attack
本気のアタックに昂ぶる
鮮やかなタイムで実力を証明してみせた
初見参のPOTENZA RE-71RZ
息をのむとはこのことか。ほんのわずかな間、周囲の時間が止まったかのようだった。蒲生尚弥選手がステアリングを握るPCA GR86が叩き出したタイムは、58秒688。これまでのベストラップは、タイムアタックに特化したPOTENZA RE-12D TYPE Aを履いてマークした59秒043だ。それをあっさりと塗り替え58秒台に突入したのだが、注目は装着タイヤである。GR86にセットしたPOTENZA RE-71RZ。グリップ向上を実現した最新モデルとはいえ、快適性や耐摩耗性能にも配慮したストリートラジアルが、ここまでタイムを縮めるとは!アタックを見守っていた車両製作を担うオートプロデュースボスの藤岡和広氏と、RE-71RZの開発ドライバー佐々木雅弘選手も驚きを隠せない。ワイドボディにターボでスープアップされたパワーユニットを収めたPCA GR86から降りた蒲生選手は、「ウォームアップの時点から温まり方が早く、高いグリップ力が引き出せる手応えを感じました。アタックに入るとグリップ力とタイヤの剛性感のバランスがとてもよく、気持ち良く走れました」と笑顔を見せた。
ATの可能性をどこまでも追求することで
新たなステージを切り拓くGRヤリス
自らが手がけたタイヤが好結果に貢献したことを見届けた佐々木選手は、PCA GR YARISのアタックを任されている。2024年からサーキットシーンに投入されたマシンは、高性能スポーツ8速ATを搭載する後期型である。昨シーズンはエンジンのブーストアップをせず、足回りやエキゾースト関連を交換する程度のモディファイを行い、ノーマルに近い仕様だったが1分1秒台をマーク。そんなスタートラインから、いかにMT車と比肩するようなパフォーマンスを実現していくかが大きなテーマとなっており、次のステップとしてコンピューターチューンに着手。ブーストを高めモアパワーを獲得したGRヤリスは、大きく変貌した。エアロパーツも装着しダウンフォースを高めたことで、コーナリングスピードも向上し、これまでのベストラップである1分1秒255を大きく塗り替える1分00秒413を叩き出した。今回は昨年同様にPOTENZA RE-12D TYPE Aで走行したが、ライトチューンのGRヤリスだけにRE-71RZを組み合わせることも検討されている。より身近な仕様で走る楽しさを提案する姿勢も、PCA!ならではといえる。
素性を見極め、しっかりと方向性を探る
新たに加わったウェポン WRX S4
久しぶりのスバル車での走行を楽しみにしていたという井口卓人選手。PCA BRZを長く担当していたが、PCA!のマシンとして加わったWRX S4 VBHで本格的なサーキットアタックを行うのは初めてのことだ。WRX S4はCVTなので、ECUを含めてチューニングを行い、しっかりとパフォーマンスアップするのは難しかったが、いよいよオートプロデュースボスが戦闘力アップを手がけることになったのである。まずはスタートラインに立ったところで、今後の進化に期待したい。それでも1分05秒777というタイムを残せたのは、今後のクルマづくりの方向性を探っていくうえで良かったと藤岡氏は話す。井口選手は、「ノーマルでサーキットを攻め込むには曲がりにくさをどう手懐けるかがポイントになると思っていました。けれど、足回りのセッティングとPOTENZA RE-71RSのグリップ力がうまくかみ合い、アンダーをあまり感じることなく走れました。おかしな表現かもしれませんが、快適に走れて、想像以上のタイムを出せました。それがより大人になったWRX S4の魅力だと感じます」と振り返った。
RE-12D TYPE Aの性能を味方に
驚きの速さを披露するスーパーウェポン
いまや筑波スーパーバトルにはなくてはならない存在と言える“赤86”ことPCA 86。スーパーチャージャーによって700馬力以上を絞り出すモンスターマシンだが、大幅な軽量化を行っていないのはほかのPCA!各車と変わらない。前回の走行でベストラップを記録したもののエンジンブローしていまい、載せ替えを実施しての走行となった。パワーユニットの仕様に変わりはないが、足回りには若干の変更を施している。リアのショックアブソーバーを交換し、よりトラクションを稼げるようなセッティングを行いタイムアタックに挑んだのだ。タイヤは、レーシングラジアルとも評されるPOTENZA RE-12D TYPE Aで、これも昨年と変わらない。1回目の走行では路面がダスティで滑りやすいという情報もあったが、蒲生選手はまったく意に介さない様子で走りきる。結果は56秒618で、残念ながらベストラップ更新はならず。それでも尖ったパフォーマンスをしっかりと印象づけた。
新たな挑戦へスタートを切ったPCA!
RE-71RZの活躍にも期待が膨らむ
今回のスーパーバトルでは、2回目のセッションが始まったところでコースにオイルが撒かれてしまいコンディションが悪化。PCA!チームは以降のアタックを断念したが、4台のマシンはすべて1回目に素晴らしい走りを披露してくれた。PCA!の車両は、市販ラジアルタイヤを装着し、内装をストリップアウトするなど大幅な軽量化を行わず、誰もが真似のできるストリート仕様でタイムアタックに臨んでいる。そんなスタンスにおけるチャレンジのなかで、とくに強い印象を残したのがPOTENZA RE-71RZだ。開発に携わった佐々木選手は、「結果を見ればサーキットにおける“速さ”が目に留まるけれど、RE-71RZはあくまでストリートラジアルです。さまざまなシチュエーションで、“誰もが楽しく走れる高性能ラジアル”に仕上がっていることに注目していただきたいですね」と話す。身近なスポーツラジアルが発揮する際立つパフォーマンス・・・これからのPCA!のチャレンジにおける、POTENZA RE-71RZの活躍を楽しみにしていただきたい。
PCA!の目覚ましい活躍をYouTubeで!
緊張と興奮のアタックをご覧ください
PCA!
POTENZA CIRCUIT ATTACK!
Challenge with POTENZA
POTENZA装着車両の挑戦
そのパフォーマンスをタイムで証明するため
POTENZAとともにスーパーバトルへ挑む
マシンのパフォーマンスをしっかりと引き出す“POTENZA”のハイグリップラジアル。REV SPEED 筑波スーパーバトル2025には、数多くのマシンがPOTENZAを装着しタイムアタックに挑んだ。ここではその中からPOTENZA RE-71RS、サーキットアタックで優れた性能を発揮する POTENZA RE-12D TYPE A、そして最新のリアルスポーツPOTENZA RE-71RZを装着した8台のマシンをピックアップし、POTENZAユーザーのコメントも紹介する。


















