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Formula Drift JAPAN 2022 Report
Rd.5 in OKAYAMA International Circuit
GR86同士の熱いバトルを繰り広げるも
TOP32で惜しくも敗退
岡山国際サーキットで開催されたフォーミュラDジャパン第5戦に挑んだ草場佑介選手。
予選1本目ではキレのある進入で豪快な走りを披露し、81点(ライン25点・アングル25点・スタイル31点)を獲得。2本目は攻めの走りを見せたもののコースアウト。予選を30位で通過し、決勝トーナメントへコマを進めた。
追走による決勝トーナメントでは、トップ32でシリーズランキングトップの松山北斗選手(GR86)と対戦。後追いスタートの1本目、草場選手は、松山選手の走りにピッタリと合わせたレベルの高い追走を披露。2本目の先行では、1コーナー進入から果敢に攻めていったもののゾーン3手前で痛恨のオーバーラン。惜しくも敗れ、総合30位・シリーズランキング13位で第5戦を終えた。
Date | 10/8~9/2022 |
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Circuit | 岡山国際サーキット |
Weather | 10/8・曇り時々晴れ 10/9・曇りのち雨 |
Result | 単走30位・総合30位 シリーズランキング13位 |
草場選手のコメント
今回は上位進出を果たし、シリーズランキングでトップ10に入るという気持ちで挑みましたが、上手く噛み合いませんでした。
予選1本目の進入で、上手くまとめることができなかった1コーナーの進入で高得点を狙いにいった2本目でしたが、気持ちが入り過ぎてしまったのか、問題の1コーナーでオーバーランを取られてしまいました。走りと全体の流れは良かったので、1コーナーを抑えられなかったのは完全にミスでした。
それでも予選は通過できたので、気持ちを切り替えて2日目の決勝に挑みました。トップ32の対戦相手、松山北斗選手は、特に最近調子を上げてきている選手なので、僕も気合を入れてスタートしました。1本目の後追いでは、良い形に持ってくことができましたが、先行の2本目で、ミスからゾーン3手前でオーバーランを喫してしまい、敗退となりました。
岡山国際サーキットは、POTENZA RE-71RSの性能を発揮するには、絶好の舞台でした。昨年のJZA80スープラと比べて、GR86はパワーが上がっていて、その抜群のスピードとコーナリング性能の高さ、そして走行時の安心感、今回の岡山ではそれらすべてをRE-71RSがしっかりと引き出してくれました。
今シーズンから装着しているPOTENZA RW007も、高いスピード域であってもグリップ力を路面にしっかりと伝えてくれて、ショートカットコースにあるコンクリートウォールに向かうところなど、勝負どころで踏ん張ってくれる力強さを感じました。
RE-71RSとRW007の組み合わせは、マシンのどんな動きに対してもしっかりと応えてくれるので、本気で攻め抜くことができます。本番では自分のミスにより結果を残せませんでしたが、最終戦となる次戦の富士スピードウェイでは、今回の経験を活かし、自分の実力のすべてを出し切って、結果に繋げたいと思います。