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Formula Drift JAPAN 2022 Report
Rd.4 in GRANSNOW OKUIBUKI
得意の奥伊吹特設コースで
GRヤリスとの迫力あるバトルを展開!
シーズンの後半戦に突入したフォーミュラDジャパン2022。第4戦の舞台は、昨シーズン3位表彰台を獲得した草場佑介選手にとって相性の良いグランスノー奥伊吹の特設コースだ。POTENZA RE-71RSとPOTENZA RW007を装着したCUSCO Racing GR86も調子を上げてきているだけに、表彰台獲得への期待が膨らんだ。
迎えた予選1本目は、進入から豪快な走りを見せて84点(ライン23点・アングル28点・スタイル33点)を獲得。2本目では、83点(ライン23点・アングル27点・スタイル33点)を獲得し、予選17位で決勝トーナメント進出を果たした。
追走による決勝トーナメントでは、トップ32で同じCUSCO Racingのチームメイト箕輪大也選手(GRヤリス)と対戦。後追いでのスタートとなった1本目、前を走る箕輪選手のペースに上手く合わせ、さらにラインと角度も良い走りを見せる。続く先行での2本目でも勢いのある走りを披露し審査員2名のポイントを獲得、トップ16へ勝ち上がった。
トップ16での対戦相手は、予選1位の益山航選手(GRヤリス)。後追いでの1本目、草場選手はしっかりとライン・角度のあるドリフトで走り切り、レベルの高い追走を見せる。先行での2本目では、大きなラインで攻める草場選手の走りに益山選手が距離を詰めた走りで応え、激しい追走バトルを展開した。結果は、惜しくも僅差で敗れるも、迫力あるバトルで会場を大いに沸かせ、総合12位で第4戦を終えた。
Date | 9/3~4/2022 |
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Circuit | グランスノー奥伊吹 |
Weather | 9/3・曇り時々晴れ 9/4・曇り時々晴れ |
Result | 単走17位・総合12位 シリーズランキング12位 |
草場選手のコメント
奥伊吹の特設コースは、過去に表彰台を獲得しているコースなので、自信を持って挑みました。予選では、2本とも80点前半の得点を獲得しましたが、順位は17位と、決勝トーナメントを勝ちがる上では厳しい位置に入りましたね。
トップ32では同じCUSCO Racingの箕輪大也選手(GRヤリス)とのチームメイト対戦となりました。1本目の後追いでは、車速差のため前に詰まりながらの走りとなりましたが、最後まで上手く合わせることができたと思います。先行スタートの2本目では、僕の走りに箕輪選手もしっかりと付いてきてくれて、チームメイトと良い追走バトルが披露できたと思います。
トップ16の対戦相手は、予選1位の益山航選手(GRヤリス)でした。益山選手は予選で97点を獲得し決勝でも優勝と、今大会で一番このコースを攻略できていたドライバーでした。対戦では、とにかく思い切り走ることだけを考えました。後追いでの1本目では、やや間が離れましたが、自分の走りを披露できたと思います。2本目の先行もしっかりと走り切ることができましたが、惜しくも敗退となりました。本音は、少しでも上に行きたかったですし、悔しい気持ちはありますが、それ以上にGR86での走りに対して収穫があった大会となりました。今回の経験をしっかりと残り2戦へ活かして、結果につなげたいと思います。
今回のグランスノー奥伊吹はサーキットコースではなく、スキー場の駐車場を繋ぐ道路と駐車場を使用した特設コースで、路面状況も決して良いとはいえませんが、POTENZA RE-71RSは、ところどころ跳ねてしまうような特殊な路面でも、性能をしっかりと発揮してくれました。今回のような荒れた路面でのドリフトでは、どんな状況でもグリップを発揮するRE-71RSの性能の高さを改めて認識させられますね。普段の街乗り走行においても同じです。本当に信頼できるタイヤだと思います。
また、POTENZA RW007も、1000馬力の走りをしっかりと支えてくれて、跳ねる路面でも不安を感じることはありませんでした。
残り2戦となりますが、POTENZA RE-71RSとPOTENZA RW007の性能をさらに活かすことができるよう、最後まで頑張りますので、応援よろしくお願いします。