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Formula Drift JAPAN 2022 Report
Rd.2 in EBISU CIRCUIT WEST COURSE
ドリフトの聖地エビスサーキットで
GR86が総合10位を獲得
フォーミュラDジャパン第2戦の舞台はドリフトの聖地エビスサーキット。
POTENZA RE-71RSとPOTENZA RW007を装着したCUSCO Racing GR86で参戦する草場佑介選手。単走によって争れる予選1本目は、ゾーン1からタッチアンドゴーまで見事な走りを決めて83点(ライン26点・アングル25点・スタイル32点)を獲得。2本目ではゾーン3の走りをさらに改善し、ライン30点満点を含む88点(ライン30点・アングル26点・スタイル32点)を獲得し9位で決勝トーナメント進出を果たした。
追走による決勝トーナメントでは、トップ32で予選24位の今前田隆敏選手(S14)と対戦。
勝負は2度のワンモアタイムにまでもつれ込み、最後は審査員3名のポイントを獲得した草場選手に軍配が上がった。
トップ16では同じGR86を操る予選8位の松山北斗選手と対戦。GR86同士の迫力あるバトルを展開しギャラリーを沸かせるも、惜しくも敗退。総合10位で第2戦を終えた。
Date | 6/18~19/2022 |
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Circuit | エビスサーキット 西コース |
Weather | 6/18・曇り時々晴れ 6/19・曇り時々晴れ |
Result | 単走9位・総合10位 シリーズランキング8位 |
草場選手のコメント
ニューマシンGR86には開幕戦からポテンシャルの高さを感じていました。第2戦も満足な状態で挑むことができました。走行ごとに足回りのセットを変更して、ベストな状態へとマシンを引き上げてくれたチームには本当に感謝しています。
予選は1本目と2本目のセットを変えてチャレンジしました。2本目では1本目のゾーン3でのラインのズレを修正することができて、得点を83点から88点にまで伸ばし、9位で決勝トーナメントへ進出することができました。2本目でライン30点満点を獲得することができたことで、POTENZA RE-71RSのコントロール性の高さを証明できたと思います。
決勝戦のトップ32では、2回のワンモアタイムにまでもつれ込んだバトルを勝ち上がることができました。タイヤ的にはまだまだ余力があり、RE-71RSの、何度でも同じ走りができるという感触のおかげで自信を持って走ることができましたね。
トップ16での松山北斗選手との対戦では、グリップをさらに高める方向で空気圧を調整して挑みました。後追いスタートとなった1本目のゾーン1で遅れてしまいました。2本目の先行ではベストに近い走りができたのですが、残念ながら敗退となりました。相手の速さは把握していたので、もう少し違った戦い方があったと反省しています。次はしっかりと組み立てて、勝てる走りを目指していきます。
予選・決勝と路温が高い状態でしたが、RE-71RSは熱ダレすることはまったくありませんでした。また今回からウォーミングアップに30秒という時間制限が設けられましたが、RE-71RSはフロントとリアを少し温めるだけで性能を引き出すことができるので、自分にとっては大きなアドバンテージになりましたね。
今年から装着しているホイール・POTENZA RW007は、ここエビスでもその高い剛性で、RE-71RSの高いグリップやハイパワーマシンの激しい走りをしっかりと受け止めてくれました。タイヤとホイールのマッチングはベストだと思います。
シーズン序盤の2戦を終えて、マシンのセットアップも方向性が見えてきました。よりスピードを武器とするセットができれば、次戦SUGOでは表彰台を獲れると思っています。ドライバーもクルマもしっかりと準備をして、勝つことを目標に頑張ります。