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Formula Drift JAPAN 2022 Report
Rd.1 SUZUKA TWIN CIRCUIT
ニューマシンGR86で
開幕戦はTOP8まで勝ち進む!
ニューマシンGR86にPOTENZA RE-71RSとPOTENZA RW007を装着し開幕戦に挑んだ草場佑介選手。
ドライで行われた単走予選では、1本目に86点(ライン27点・アングル25点・スタイル34点)を獲得すると、2本目でも1本目と同じ86点(ライン27点・アングル27点・32点)を獲得し、8位で決勝トーナメント進出を果たした。
追走による決勝トーナメント、トップ32の対戦相手は予選25位の伊藤満紀選手(JZX100チェイサー)。先行の1本目、スピードある進入から豪快に攻めると、後追いの2本目の進入で先行の伊藤選手がスピン。審査員3名のポイントを獲得しトップ16進出を果たす。
トップ16では予選24位の深田真弘(JZX100 マークⅡ)と対戦。1本目の先行をしっかりと走り切ると、2本目の後追いでも先行に上手く合わせる走りを見せ、ここでも審査員3名のポイントを獲得しトップ8に進出。
トップ8では、予選1位のKANTA(JZX100チェイサー)と対戦。ワンモアタイムにまでもつれ込む白熱したバトルを展開するも、惜しくもここで敗退。開幕戦を総合6位で終了した。
Date | 4/23~24/2022 |
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Circuit | 鈴鹿ツインサーキット |
Weather | 4/23・曇り時々晴れ 4/24・雨 |
Result | 予選8位・総合6位 |
草場選手のコメント
今年はA90スープラからGR86にマシンをスイッチして参戦します。ニューマシンGR86には、これまで2年間使用してきたA90スープラのノウハウがフィードバックされており、初めて乗ったときから好印象でした。雨でのテストもできていたので、今回のように予選がドライ、決勝がウェットという難しい路面状況にも上手く対応できました。
今回は前日練習の1周目からイメージ通りに乗ることできて、鈴鹿ツインサーキットのコース攻略イメージもできていたので、GR86のセットアップに集中することができましたね。
予選では1本目から練習日と変わらない良い状態で走ることができました。1本目の目標は90点台でしたが、少し角度が浅くなり、86点。2本目は、最後のゾーン4で少しギクシャクした部分もあり、得点を伸ばすことができず1本目と同じ86点でした。目標には届きませんでしたが、2本とも安定して高い基準で走ることができました。
追走での決勝トーナメントはウェットとなりましたが、トップ8まで進むことができました。トップ8ではKANTA選手に惜しくも敗れてしまいましたが、かなり良いところまで攻められたので、次は挽回したいと思います。
POTENZA RE-71RSは、ニューマシンGR86でも高いパフォーマンスを発揮してくれました。GR86は車重がA90スープラよりも軽くなったこともあり、RE-71RSの性能をさらに引き出せるようになったと思います。
また、今シーズンはホイールをProdrive GC-012LからPOTENZA RW007に変更しました。RW007は剛性と軽量性に優れたホイールで、GR86の1000馬力近いパワーもしっかりと受け止め、より高いレベルで走りをサポートしてくれました。
開幕戦は総合6位となりましたが、スタートとしてはまずまずだったと思います。マシンも高いレベルにあるので、RE-71RSとRW007のポテンシャルをフルに発揮して、今年は昨年よりも上位を狙っていきます。