POTENZA Event Report
POTENZA CIRCUIT MEETING!
@ TSタカタサーキット Rd.3 2025.9.27 SATURDAY
佐々木雅弘選手と堤優威選手が
PCM!にもおすすめ、POTENZA RE-71RSと
Adrenalin RE004の魅力を徹底チェック!!
POTENZA CIRCUIT MEETING(PCM!)の2025シーズン ラウンド3が、9月27日にTSタカタサーキットで開催されました。
ラウンド3では、佐々木雅弘選手、井口卓人選手、蒲生尚弥選手、堤優威選手のプロドライバー4名が講師を務めましたが、イベントの合間を縫って“POTENZA”の印象を語ってくれたのが佐々木選手と堤選手。
ストリートユースはもちろん、PCM! のようなサーキットイベントにもおすすめのタイヤが、POTENZA RE-71RSとPOTENZA Adrenalin RE004ですが、今回はRE-71RSをオートプロデュースボスのデモカー GR86に、Adrenalin RE004をCUSCO NDロードスターへ装着し、それぞれのステアリングを握りました。
スーパー耐久やGR86/BRZ Cupで活躍する一方で、POTENZAの開発にも携わる佐々木選手と、SUPER GTやスーパー耐久で戦う堤選手が、タイヤの特徴やおすすめの使い方、さらには「自分のプライベートカーに装着するならこのタイヤ!」など、クールな分析から好みまで話は尽きない様子。さて、二人のプロドライバーはそれぞれの魅力を、どのように感じたのでしょうか?
サーキットでもストリートでも存分に楽しめる
POTENZA RE-71RSとPOTENZA Adrenalin RE004
走る目的やステージ、クルマに合わせて上手に選びたい
——まずはPOTENZA Adrenalin RE004を装着したCUSCO NDロードスターの運転席に堤優威選手が、助手席に佐々木雅弘選手が収まり、TSタカタサーキットを走行。車内で交わされた感想は……。
堤 : POTENZA Adrenalin RE004は、普段使いにもおすすめだし、こうやってサーキットでも十分楽しめるグリップがあります。しかも挙動が分かりやすくて、周回を重ねてもタレる感じが少ないから、練習にもってこいのタイヤですね。
佐々木 : スピードを上げてコーナーを攻めても、リアタイヤがスライドする感じがマイルドですね。トラクションが急に逃げることもないし、コントロール性が良さそう。
堤 : ロードスターのパワーと相性がいいのも印象的です。
佐々木 : 運転がうまくなりたいっていう人にもぴったり。このタイヤで腕を磨いてからRE-71RSを履けば、その優れた性能をしっかり引き出せると思います。
——次に、POTENZA RE-71RSを装着したGR86に乗り換え、運転は佐々木選手、助手席に堤選手が乗り込みます。
佐々木 : RE-71RSは、GR86のようなよりパワーのあるスポーツカーが楽しく走れるように開発しているから、すごくマッチしていますね。タイトコーナーでもグリップするし、力強さを感じるでしょ。
堤 : 確かにクルマのパワーだけでなく、タイヤのグリップ、力強さが伝わってきますね。
佐々木 : 左右に切り返すコーナーではレスポンスもいいよね。
堤 : 応答性がいいですね。コントロールしやすそう。
佐々木 : Adrenalin RE004は、ストリートの延長線上で、違和感なくサーキットも楽しめます。一方、RE-71RSはタイムを削るためにグリップ力を最大限に引き出し、クルマを速く走らせるっていうコンセプト。そして、しっかり荷重をかけてコーナリングすると、本当に気持ちよくグリップして曲がっていく。ところでペースを上げて縁石乗ったとき、いなし方にしなやかさを感じない?
堤 : そうそう、乗り心地もいいですよね。
佐々木 : RE-71RS、Adrenalin RE004、どちらにも言えるのは、サーキットでもストリートでも楽しくておもしろいということ。だから、走る目的やステージ、クルマに合わせて上手に選んでほしいですね。
——POTENZA Adrenalin RE004とPOTENZA RE-71RSのインプレッションを終えて、改めて感想を伺いました。
堤 : Adrenalin RE004はクルマの特性を掴みやすくて、挙動も分かりやすい。そして、チューニングされたGR86のようなハイパワースポーツにもマッチングのよさを感じるRE-71RS。どちらもすごく楽しめたインプレッションでしたね。
佐々木 : すでにRE-71RSを履いている人も、Adrenalin RE004でコントロールする感覚をしっかり身につけて、またRE-71RSを装着したら、もっとタイムを縮められるんじゃないかな。
堤 : Adrenalin RE004で練習して、RE-71RSでタイムにこだわるっていうステップアップは、それぞれのタイヤの上手な使い方ですよね。走りの引き出しを増やしておけば、グリップが上がったとき、さらにタイムを詰められると思います。
佐々木 : どちらもいいタイヤだけれど、走りを楽しむために自分のクルマに装着するならRE-71RS。開発ドライバーを務めているし、スポーツカーにはPOTENZA RE-71RSがいちばんしっくりくると思います。
堤 : 自分はロードスターによく乗っているので、そのパワーレベルに合うグリップとコスパ、長い時間を走ってもグリップが持続するっていうところに魅力を感じるからAdrenalin RE004を選びますね。
佐々木 : POTENZA RE-71RSは、スキルがあるドライバーはより性能を引き出せる。その一方で、腕に自信がなくてもRE-71RSがカバーしてくれる。それゆえRE-71RSはさまざまなクルマ好きにおすすめなのだけれど、その性能を十分に発揮したいなら、耐摩耗性も高いAdrenalin RE004で練習を積み重ねるのはいいですね。
堤 : POTENZA Adrenalin RE004は、しっかり止まってくれるし、もしちょっとオーバーランしても、すぐにステアリングを切ればスムーズに曲がってくれます。トラクションも申し分ないレベルで、走りを楽しみたいドライバーにはグリップ力も十分。PCM! のようなサーキットが走行会には向いていると思いますね。POTENZA RE-71RSは、誰にでも優れたグリップ力を実感できると思いますが、性能を最大限に引き出すには、やはりタイヤの特性を理解し、しっかりしたドライビングスキルを身につけることが必要かもしれませんね。
PHOTO GALLARY
デモカー展示などPOTENZAのスピリットを体感できるチャンス!
POTENZAの魅力をより多くの方に感じていただけるよう、随時イベントを開催しております。
詳しくはWEBまたはお近くのブリヂストンのタイヤショップでご確認ください。

















