開発段階から多くのプロジェクトに参加させていただいたPOTENZA RE-71RSは、本当にすごくいいタイヤが完成したなと実感しています。POTENZA RE-71RSがどれだけラップタイム短縮できるか、弊社のトヨタ86とスバルBRZのデータで実証しているわけですが、いずれも真夏の悪条件でパーソナルベストを更新しました。筑波サーキットだと、安定して59秒台は出せるイメージですね。本当にとんでもないタイヤなので、アマチュアユーザーの方でも、ぱっと走っていきなり自己ベストを更新できる方もいるのではないかと思います。

先代のPOTENZA RE-71Rと比べて、すべての懐が深くなったのが印象的ですね。耐摩耗性も向上しているので、安定して長く使えるように進化したと思います。オートサロンのブリヂストン・ブースに展示され、POTENZA RE-71RSのローンチモデルに採用されたGRスープラも弊社のデモカーですが、POTENZA RE-71RSはアライメントやサスペンションのセッティング次第でタイムが大きく変わるタイヤだと思いますので、今後はGRスープラでデータ出ししていくのが楽しみです。同じタイミングでGRヤリスも発表されましたが、POTENZA RE-71RSは次世代のスポーツカーとリンクするスポーツラジアルタイヤです。