POTENZA Event Report
POTENZA CIRCUIT MEETING!
@ タカスサーキット Rd.4
2025.11.8 SATURDAY
初開催の福井県タカスサーキットで
クルマ好き、走り好きが躍動!!
準備万端で臨んだPCM!初体験組の
ドキドキ・ワクワクをレポート。
POTENZA CIRCUIT MEETING(PCM!)2025シーズンを締めくくるラウンド4が、11月8日(土)に福井県のタカスサーキットで開催されました。
福井県でのPCM!開催は初めてですが、ビギナーからベテランまでたくさんのクルマ好きのみなさんが、サーキットで過ごす一日を満喫されました。
プログラムに組み込まれたレッスンに携わる講師は4人のプロドライバー。まずはPOTENZAの開発ドライバーを務める佐々木雅弘選手。そしてスーパーGT 300クラスで、ブリヂストンタイヤとともに今年のシリーズチャンピオンを獲得した蒲生尚弥選手と菅波冬悟選手。さらに、コースのコーナーのひとつが自身の愛称「タクティ」と名付けられ、タカスサーキットと少なからぬ縁のある井口卓人選手という、各カテゴリーで活躍する豪華な顔ぶれです。
PCM!は十分な走行時間が確保されているだけでなく、経験豊富なプロドライバーが参加者の走りをチェックしてアドバイスするなど、きめ細やかなレッスンが大きな魅力。これから本格的にチャレンジしてみたいというモータースポーツ未経験者の方にも、スキルアップの壁を乗り越えたい!という方にも幅広く人気のあるコンテンツです。
それゆえ、どのようなステップを踏んでPCM!に参加すればいいのか詳しく知りたい、という方々は少なくないと思います。そこで今回は、PCM!に初めて参加する二人のクルマ好きにフォーカス。事前の準備から当日の様子、そしてイベント終了後の感想まで詳しくご紹介します。
取材にご協力いただいたのは、NDロードスターにお乗りの吉村さんと、ZC33Sスイフトスポーツで参加した森田さん。お二人とも福井県敦賀市にお店を構えるタイヤ館敦賀を利用されており、タイヤの状態やブレーキ回りのチェック、車高調のセッティング、そしてエンジンオイルの交換など点検、整備を丁寧に実施。サーキット走行に合わせてしっかりとメンテナンスを行い、PCM!に臨みました。
さて、PCM!初体験はどのような印象だったのでしょうか。あわせて講師を務めたプロドライバーのコメントもお届けします。
蒲生選手からの幅広いアドバイスが
スキルアップの糧になる!!
吉村 翼さん
NDロードスターでレッスンクラスへ参加した吉村さんは、月に1、2度ほどサーキット走行を楽しんでいます。クルマのカスタマイズやメンテナンスはタイヤ館敦賀へ依頼。タイヤ・ホイールのほか、車高調やブレーキ、LSD、コンピューターチューンなど、街乗りでの快適性を犠牲にせず走りを楽しめるカスタムを、お店のスタッフと相談しながら仕上げていったそうです。
PCM!の参加にあたっては事前にタイヤ館敦賀を訪れ、オイル交換を実施。合わせてブレーキや足回りの点検も行い、問題なく走れる状態とのお墨付きをもらいました。タイヤはPOTENZA RE-71RSを使用。「タイムを出すならこのタイヤだとすすめられ装着し、すぐにいいタイヤだと実感しました。安心感を持ってコーナーに進入できますね。実は次の1セットも購入済みです」。
レッスンを担当した蒲生選手は、コース幅や縁石を上手に使うコツをアドバイス。また、吉村さんもシフトアップのタイミングについて質問するなど、意欲的にスキルアップに取り組む様子も見受けられました。蒲生選手がNDロードスターの運転席に収まり、助手席でその走りを体験する同乗走行では、「自分のクルマではないような動きでした」とプロの走りに驚きを隠せません。吉村さんの車両を実際に運転した蒲生選手からは、より路面の追従性を高めるセッティングについても助言がありました。
「タイムが伸び悩んでいたので、いろいろな面からのアドバイスがもらえ、とても参考になりました。蒲生選手の言葉を忘れず練習に取り組みたいですし、PCM!へもまた参加したいですね」と吉村さんは大きな収穫があったようです。
タイヤ館敦賀と仕上げたスイスポの乗り味に
井口選手が感心しきり。
森田健太さん
スイフトスポーツで参加した森田さんのサーキット走行歴は3年ほど。利用していたタイヤ館敦賀主催の走行会に誘われたのが、サーキット走行を楽しむようになったきっかけだったそうです。普段使いのクルマは別に所有しており、スイフトスポーツはほぼサーキット走行専用となっています。足回りやLSD、補強やコンピューターチューンなど、タイムを出すためのセッティングが施されていますが、サーキットの往復を考慮して街乗りでの快適性を確保しています。
こだわり続けているのがアライメント。年に2、3回は調整するそうで、サーキット走行における感覚をもとに、タイヤ館敦賀と相談しながらより走りやすいように調整しています。PCM!への参加前には、安心して臨みたいと信頼しているタイヤ館敦賀にて点検・整備を実施し、車高調の減衰力調整も行いました。タイヤはPOTENZA RE-71RSを装着していますが、「クルマの挙動がとても分かりやすいですね。また、多少姿勢が乱れても、高いグリップ力が助けてくれる感じがします」とのこと。
PCM!はレッスンクラスへ参加し井口選手が担当。「コーナリングやコーナー立ち上がりにおけるアクセルオンのタイミングなど、勉強になることが多かったですね。同乗走行ではS字コーナーを抜ける際のアクセルワークが、さすがプロだと感動しました」と森田さん。井口選手からは「曲がりやすく乗りやすいセッティングなので、この状態で走り込んでから次のステップへ」とアドバイスを受け、ホッとした様子でした。
「PCM! は、コーナリングでのコントロールなど、たくさん学びがあって楽しめました。1回目の走行後のアドバイスを2回目に試したら、すごく気持ちよく曲がっていく感覚がありました。コーナーの出口でロスが減った気がするので、もう少し突き詰めたいと思っています」。森田さんも、これからにつながる充実した時間を過ごしたようです。
ここがPCM!の魅力!
ラウンド4で講師を務めた
プロドライバーの推しポイント。
佐々木雅弘選手
はじめの一歩をまずはレッスンクラスでスタートして、2回、3回と続けていくのもいいでしょうし、そこからステップアップしたくなったら私が講師を務めるフリーランクラスで走り込むというのもいいと思います。タイヤのグリップを感じながら、クルマを動かす、コントロールするというように、クルマやタイヤの理解度をどんどん深めてもらいたいですね。フリーランクラスは何回参加しても面白いと思うんです。例えば、「マシンのチューニングを変更したから、プロとロガーデータを合わせたい」という目的でもいい。フリーランクラスにも走りの質を高める機会がいろいろあるので、ぜひ上手に活用してください。
PROFILE
SUPER GT GT300やスーパー耐久、ニュルブルクリンク24時間レースなどで輝かしい戦績を残すほか、2016年にはトップドライバーが激しい戦いを繰り広げるTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceでシリーズチャンピオンを獲得。ブリヂストン開発ドライバーとしてPOTENZA RE-71RZ、GR86/BRZ Cupのレース用タイヤの開発にも携わる。
井口卓人選手
レッスンクラスでは2回走行がありますが、今回は2度目の走りでタイムが落ちてしまった方がいらっしゃいました。おそらく私たちのアドバイスに対して、いろいろと考え、積極的にトライしてくれた結果だと思います。でも、何も考えずに15分、20分の走行をこなすよりも、テーマを持って走行することのほうがとても大事なんです。タイムは落ちても走り方が明らかに良くなった方がたくさん見受けられました。この変化が次につながることは間違いないので、また参加していただきたいですね。走ることでどんどんスキルアップしていきますので、ぜひPCM!でお会いしましょう。
PROFILE
2021年にSUPER GT GT300、2023年にはGR86/BRZ Cupでシリーズチャンピオンを獲得したほか、スーパー耐久シリーズなどにも参戦。また、ドイツで開催されるニュルブルクリンク24時間レースに7年連続で参戦中。レース以外では、九州でモータースポーツを広めるイベントへの参加やドライビングレッスンの講師など、多方面に活躍している。
蒲生尚弥選手
講習を受けてサーキットを走行し、タイムアップをした方もいるでしょうし、新たな課題が見つかった方もいらっしゃいます。それがプロドライバーが講師を務めるPCM!の面白さのひとつです。走っていると悩むこともあるかと思いますが、それも含めてスポーツドライビングの楽しさなのです。私たちが担当するレッスンクラスは、初めてサーキットを走るという方も大歓迎です。慣れていない方にも分かりやすいアドバイスを心がけていますので、気軽に参加してほしいですね。座学や同乗走行などでも丁寧にアドバイスをしますので、ぜひサーキットへ遊びに来てください。
PROFILE
SUPER GT、スーパー耐久、GR86/BRZ Cup、ニュルブルクリンク24時間レースなどさまざまなカテゴリーで活躍。2016年からK2 R&D LEON RACINGよりSUPER GT GT300に参戦し、2018年にシリーズチャンピオンを獲得。さらに2025年には菅波冬悟選手とコンビを組みLEON PYRAMID AMGを駆って、2度目の栄冠を手にしている。
菅波冬悟選手
講師として初めて参加しましたが、参加者のみなさんとの距離がとても近い走行会ですね。フレンドリーにコミュニケーションが取れるのがいいと思います。講師としての仕事においては、しっかりと走りを見てアドバイスができ、さらに成長も確かめられて、私も勉強になりました。さまざまなプログラムが組まれていることも印象的。初心者の方にはサーキットって面白いなって思ってもらいたいですし、走行に慣れていても、ひとりで走っているからか頭打ちだったなんて方には、それを打破するきっかけになってくれたらと思います。より一層サーキット走行にハマってもらえたらうれしいですね。
PROFILE
2019年後半から2021年まで、SUPER GT GT300にK2 R&D LEON RACINGから参戦し、蒲生尚弥選手とチームメイトだった経歴を持つ菅波選手。2025年に再び同チームに復帰。蒲生選手とともにシーズンを戦い、見事シリーズチャンピオンに輝いた。
PHOTO GALLARY
デモカー展示などPOTENZAのスピリットを体感できるチャンス!
POTENZAの魅力をより多くの方に感じていただけるよう、随時イベントを開催しております。
詳しくはWEBまたはお近くのブリヂストンのタイヤショップでご確認ください。


















