POTENZA Event Report
POTENZA CIRCUIT MEETING!
@ TSタカタサーキット Rd.3 2023.7.15 SATURDAY
スペシャルチューナーが参加者にきめ細かくアドバイス。
愛車のアップデート&ドライビング指南は効果てきめん!
「POTENZA CIRCUIT MEETING!(PCM!)」は、スポーツ走行にチャレンジしたい、もっと腕を上げたいという方におすすめの走行会イベントだ。プロドライバーが講師を務め、座学や同乗走行などでしっかり基礎を学びながらサーキット走行を楽しめる。そんなPCM! の2023年シーズンがいよいよ後半戦に突入。ラウンド3は、広島県のTSタカタサーキットで開催された。
講師を務めたのは、山田英二選手、井口卓人選手、蒲生尚弥選手、久保凜太郎選手の4名。午前中は小雨がパラつきながらも気温が上昇し、井口選手は空気圧をこまめに調整するようアドバイス。山田選手からはエンジンを休めながらアタックラップとのメリハリをつけることが大事と助言があった。
講習やフリー走行、参加者の車両をプロドライバーが運転する同乗走行など、学びがたくさんあるプログラムの中でも、特に人気なのが「愛車チェック」である。多くのタイムアタックカーやデモカーの製作を手掛けるオートプロデュースボスの藤岡代表が、参加者の実車や走りをチェックして、それぞれに合わせてカスタマイズやセッティングをアドバイスしてくれるというものだ。
希望者は愛車の仕様と、セッティングの悩みなどを記載したアンケートを受付時に提出。藤岡代表は、それに基づき実車や走りをチェックして的を射たアドバイスを送る。抽選で5名が選ばれるが、愛車の完成度を高めるために毎回希望者が殺到するコンテンツだ。今回のラウンドでは、愛車チェックに当選した参加者にお話を伺った。どんなアドバイスがあったのか、ぜひ動画も合わせてご覧いただきたい。
POTENZA RE-71RSを使いこなすセッティングを伝授
黒川英毅さんは、マツダ ロードスターで月に2〜3度ほどサーキット走行を楽しんでいる。これまでPOTENZA Adrenalin RE004を装着していたが、さらにタイムアップを狙いたいとPOTENZA RE-71RSへ交換し、普段走る徳島県の阿讃サーキットで1.6秒以上タイムアップしたそうだ。ただ、これまでよりロールが大きくなったように感じられ、タイヤに合ったチューンの方向性を見いだしたいと「愛車チェック」に申し込んだ。
藤岡代表は、タイヤのグリップ性能がアップした場合に、それに合わせた足回りのセッティングの調整が必須!とアドバイス。具体的には、まずタイヤの外側にかかりすぎている荷重を減らすために、現状よりもホイールインセットを外側に変更すること、さらにロール剛性をあげるためにバネレートを硬くする、もしくは車高を上げる方法があるとアドバイス。黒川さんは、方向性を示してもらったので、ひとつずつ試して効果を実感しながら走りたいと、今後のサーキット走行がますます楽しみになったようだ。
タカタ1分切りを目指しステップアップの道筋を示す
スポーツ走行を楽しみたいとスズキ スイフトスポーツを購入し、まずはタカタサーキットでの1分切りを目指しているY.Fさん。ゆくゆくは岡山国際サーキットも走ってみたいという目標があり、車高調など自分にあった基礎チューンを施したマシンで腕を磨いている。 サーキット走行歴は1年ほどで、PCM! には初めて参加した。藤岡代表は、装着しているPOTENZA RE-71RSの優れたグリップ力や足回りのパフォーマンスを活かせるコースのライン取りを説明。自分の発想にはなかった内容が新鮮だったというY.Fさんはとても参考になった様子で、プロフェッショナルの助言はモチベーションアップにもつながると話してくれた。愛車のカスタムに関しては、現在の内容でもまだ伸びしろがあると藤岡代表からアドバイスを受け、Y.Fさんは自身のドライビングも含めチャレンジしながらステップアップしていきたいと語ってくれた。
PHOTO GALLARY
デモカー展示などPOTENZAのスピリットを体感できるチャンス!
POTENZAの魅力をより多くの方に感じていただけるよう、随時イベントを開催しております。
詳しくはWEBまたはお近くのブリヂストンのタイヤショップでご確認ください。