ル・ボラン 斎藤聡 従来モデルの単なる進化版ではない、これは次元の異なる新しいストリートラジアル。

「ケースが固く、とても剛性感があるな」というのが、最初に走り出したときの印象でした。ひと通り試乗を終えたいまは、フットプリント、つまり接地面の変化が少なく、どんな状況でもグリップ力を引き出せるタイヤだと感じています。荷重移動を使ってタイヤをつぶし、必要なフットプリントをつくらなくても思い通りに曲がれるから、誰にでも扱いやすいタイヤです。きっと、タイヤをどう使うのか、クルマをどう走らせるのかといった開発側の考え方が根本的に違うのでしょう。RE-71RはRE-11Aの進化版というより、まったくのブランニューモデルなのだと思いました。

自動車の運転に関する技術、操縦性に関する分析を得意とする自動車評論家。セーフティドライビングスクールのインストラクターなども務める。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

タイヤの選び方

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