PROFESSIONAL’S EYE 進化の本質と手応えを、プロフェッショナルが語る。

POTENZA RE-71Rの開発に携わった山野哲也。新進気鋭のレーシングドライバー 蒲生尚弥。そして日本を代表するチューナー マインズの新倉道蔵。“最速”への感覚を研ぎ澄ませたプロフェッショナル3人は、POTENZA RE-71Rのパフォーマンスをどうとらえたのだろうか。

POTENZA RE-71R × 山野哲也

格段にアップしたグリップレベルが速さを生み出す

速さとコントロール性能を高い次元で両立させるため、グリップレベルが格段にアップしています。縦方向と横方向のグリップのバランスがとれていることも特筆すべき点でしょう。コンパウンドの刷新、トレッドパタンの最適化、そのうえ剛性が高められたことで、どんな場面でも確実に速くなりました。しかも限界領域における扱いにくさがありません。グリップのピークがフラットなので、IN側にピタッと張り付くようなコーナリング時の力強い、しっかりした安定感が印象的。コーナーの出口からストレートに向けてのトラクションも向上し、どっしりしています。長年POTENZAのタイヤ開発に携わってきましたが、最も手応えを感じたタイヤがRE-71Rです。安心感をもって速く走れるRE-71Rは、どんなドライバーにも自信を持っておすすめできます。

山野哲也
TETSUYA YAMANO
全日本学生ジムカーナ・チャンピオンを皮切りに、全日本ジムカーナやN1耐久で活躍。さらにスーパーGT史上初の3年連続チャンピオン、全日本ジムカーナ選手権で16回の年間チャンピオン獲得など、輝かしい戦績を誇る。卓越したドライビングスキルとフィードバック能力を持ち、POTENZAの開発ドライバーを務める。

POTENZA RE-71R × 蒲生尚弥

高性能なのに誰にでも扱いやすくコントローラブル

コースインした瞬間から、このタイヤはグリップするぞ!という感覚がハンドルに伝わってきたことには驚きました。走り始めからしっかり路面をとらえ、タイヤの動きがとても掴みやすかったですね。熱が入ってからも高いグリップレベルが持続するため、サーキットで周回を重ねてもタイムの変化が少ないことも魅力です。RE-11Aは縦方向のグリップの高さが印象的でしたが、RE-71Rは横方向のグリップレベルも引き上げられています。そのためコーナリングスピードが速くなり、同時に限界領域でも挙動が穏やかでコントロールしやすい。長くGがかかる大きなコーナーになればなるほどタイムアップできそうです。また、少ない舵角で思い通りにコーナリングできるレスポンスの高さにも次元の違いを感じました。プライベートで乗るクルマにも履いてみたいですね。

蒲生尚弥
NAOYA GAMOU
優れたコントロール能力で頭角を現した若手レーシングドライバー。カートレースで経験を積み、2012年にはスーパー耐久シリーズST4クラスにGAZOO Racing SPIRITからトヨタ86参戦。2013年、GAZOO Racing 86/BRZ Raceでは総合2位を獲得し、2014、2015年のニュルブルクリンク24時間レースにも86で出場した。

POTENZA RE-71R × 新倉道蔵

テストを積み重ね、素晴らしいタイヤに仕上がりました

メディア試乗会では、山野選手がドライブするBNR34スカイラインGT-Rの助手席に収まり、同乗走行を体験するメニューが用意されていました。このR34 GT-Rはマインズのデモカーで、POTENZA RE-71Rの開発にあたりテストベッドとしても使用されたマシンです。サーキットでのテスト走行には私も必ず同行したので、開発過程をつぶさに目にしてきました。パタン、材質などさまざまな構成要素がかみ合ったとき、驚くほど“速いタイヤ”になりましたね。ブリヂストンタイヤは真円性をはじめ高いクオリティに定評がありますが、RE-71Rも素晴らしいタイヤに仕上がったと実感しています。山野選手がマインズGT-Rのステアリングを握って、筑波サーキット コース2000でマークしたタイムは予想を更に超える速さでした。POTENZA RE-71Rの速さは本物です。

新倉道蔵
MICHIZO NIIKURA
日本を代表するチューナー マインズの代表で、ロムチューンのパイオニアとして知られる。GT-Rのチューニングにもこだわり続け、オリジナルの商品開発、製造も手がける。サーキット走行によるデータの蓄積で、走る・曲がる・止まるという3大要素を高次元でバランスさせつつ、ノーマルの素材を活かすチューニングを実践。
タイヤの選び方

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