タイヤの転がり抵抗について

タイヤの転がり抵抗について

タイヤの転がり抵抗は「タイヤ変形」、「接地摩擦」、「空気抵抗」の3つの要因から発生します。これらの中で「タイヤ変形」が転がり抵抗に与える影響がもっとも大きく、その割合は約9割と言われています。

タイヤ変形について

タイヤ変形について

タイヤは回転方向に、断面内で変形しながら回転します。この時タイヤが回転する運動エネルギーの一部がゴム内部で失われ熱エネルギーに変わり(エネルギーロス)、タイヤが発熱します。走行後のタイヤが熱くなっているのはこのためです。
このエネルギーロスが転がり抵抗の主要因であり、エネルギーロスを少なくして発熱を抑えることが低燃費につながります。